太陽フレア 通信機器の対策は?何時まで影響あり?カナダでは9時間停電したことも

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太陽フレアとは、太陽で発生している爆発現象のことを指しますが、実際には小規模なものは1日3回程度、常に発生しています。

つまり、小規模で太陽フレアが発生する分には、さほど大きな影響は地球にはないんですね。ですが、今回発生した太陽フレアは、9月6日にすでに発生しているもので、2日かけて地球に到着する可能性があるほどの大規模での爆発です。

実際に太陽フレアの影響を受ける可能性がある場合、通信機器への影響への対策はどうすればいいのか、何時ぐらいまで影響がでるものなのか調べてみました。

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太陽フレアとは?

まず、太陽フレアとは何のことかを説明しますね。

太陽フレアとは、冒頭にも書いたとおり、一言でいうと太陽の表面で発生している爆発現象のことを指します。太陽の行動が活発であるときに、太陽黒点の近くで発生することが多いそうです。

この爆発が起きて、太陽フレアが発生することによって、X線、ガンマ線、荷電粒子が放出されるのですが、今回規模の大きい爆発であったため、それらすべてが8日の15時ごろに地球に到着する恐れがあります。

X線は、レントゲン、ガンマ線は放射線治療に使用されるものです。

これらが放出されることによって、地球の周りの電離層の乱が生じます。そのことが原因で、遠距離通信ができなくなり、電波障害として影響を及ぼす可能性があるとのこと。

実際に、2012年の7月には巨大な太陽嵐が地球付近を通過したそうで、この太陽嵐は、その大きさが数万キロとのこと。その威力となると、北朝鮮から発射されるミサイルとは比べものにならないほどであり、その威力は水素爆弾の10万~1億個に相当します。

私達の想像を遥かに超える規模ということですね。

(出典:ナショナルジオグラフィック)

(出典:ナショナルジオグラフィック)

今回は、その太陽嵐が今まさに地球に向けて移動していて、明日9月8日の15時頃に地球に到達すると言われています。実際に、明日9月8日の15時頃以降、日付が変わるまでが、注意を要する時間帯だそうです。

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太陽嵐への対策は?

X線、ガンマ線、荷電粒子は、GPSや通信機器などにも影響を及ぼすことが知られています。実際に太陽太陽嵐に対する対策というのはありませんが、個人でできることとしては、
●スマホの充電を十分にしておく、
●GPSが使用できないことを承知した上で行動する、
●停電に備えて、電気を使わずに生活できるように準備しておく

必要があるかと思います。

停電については、過去にカナダでは、9時間に及び停電したことがあるとのことです。なので、今回もそういった停電が発生する可能性はゼロではありません。
停電となると、大規模なものになる可能性が高いので、15時までに帰宅できる人は帰宅しておいた方がいいかもしれません。プレミアムフライデーなので、会社をあげて、早期退社にするのが一番です。

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太陽嵐は何時まで影響があるのか?

さて、太陽嵐が地球に到達するのが9月8日の15時頃となっていますが、その影響が終わるのは何時ぐらいなのでしょうか?
これははっきりとは明らかになってはいませんね。数日に及ぶであろうという説もあります。実際には、日付が変わるぐらいまでが強い影響が出ると言われているようですが、その後も安心はできないようです。

1859年に発生した「太陽嵐」は、「キャリントイベント」と呼ばれ、これまでで最大規模の太陽嵐でした。このときに観測された太陽フレアが記録史上最も大きいものでした。
そのときの状況として、磁気嵐が発生した影響で、カリブ海沿岸でオーロラが発生したことがあるそうです。なんでも、アメリカ北東部では、そのオーロラの明かりで新聞を読むことができたほどだそうです。

そして、このとき、欧州や北アメリカ全土の電報システムが停止し、電信用の鉄塔は火花を発し、電報用紙が自然発火したとのこと。ただし、電源は遮断されつつも、電報の送受信が可能なシステムもあったそうで、どのような被害が及ぶかも明らかにはなっていません。

実は今回の太陽フレアに関しては1つ大きな問題があります。あ、もちろん、電波障害等を引き起こすことが最大の問題ではあるのですが、今回の太陽フレアの発生は、安定期であるはずの太陽活動にとっては想定外のできごとなのです。

理論的に言うと、この時期に太陽フレアが発生するはずがなく、実際に太陽フレアにより放出された衛星写真を解析しない限り、今回の現象を解明することはできないとのこと。そのため、科学者たちは、今回のNASAからの発表に驚きを隠せないようです。

まとめ

太陽フレアなどの自然現象に対しては、私達の無力さを感じます。停電対策等に備えることはできたとしても、通信機器への電波障害への対策など、できることは限られています。

昨今の異常気象等から考えても、自然現象により地球規模での大きな変化にどれだけ人類が対応できるのか、私達ではわからないことだらけです。

先日、変電所での点検ミスで、大規模停電が起き、混乱が生じました。このときは人為的ミスであることがわかりましたが、今後は自然現象による何らかの障害がいつ起こるともわからないことになるのでしょうか。

アナログ時代にはなかった障害も危惧しなければいけない時代が来ているようです。

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