院内感染の脅威 悪魔の耐性菌とは?その原因は?

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悪魔の耐性菌とは、抵抗力が弱っている入院患者などに対して症状の重篤化を引き起こすため、院内感染の原因となるとされています。

今回福岡の久留米大学病院で、この悪魔の耐性菌による院内感染が発生し、そのうちの1名が死去されたとの報道がなされています。

悪魔の耐性菌とは何か、詳しくみてくことにします。


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悪魔の耐性菌とは?

これは、どんな薬に対しても耐性を持つ(つまり薬が効かないという意味です)耐性菌というものが、抵抗力が弱っている入院患者に対して次々と感染していく恐ろしい状態を引き起こします。

現在の久留米大学病院がまさしくその状態に至っているとのことで、これは、今年の5月にアメリカでこの耐性菌が確認されており、その時に、アメリカの疾病対策センターから警告が出ていました。

ただ、この悪魔の耐性菌に感染したからといって、必ずしも死に至るというわけではなく、今回の久留米大学病院ではどのような対策が取られていたのかが気になるところです。


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悪魔の耐性菌の正体はカルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)

カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)という菌は、現在の医療現場で行われている従来の培養法では検出が難しいとされ、今回の久留米大学病院での院内感染が拡大したのは、この検出が難しいことが一因となっている可能性があります。

この耐性菌を抑えるためには、薬剤耐性遺伝子がどのくらい保有されているかを調べなければならないのですが、これまでは、それが検出されるのに、半日から数日を必要としていたのですが、

この6月に、広島大学院の院内感染症プロジェクト研究センターの研究により、約3時間で検出できるようになり、その分対応するための時間が短縮されてきているようです。


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まとめ

この色々な薬剤に対して耐性があるというのは、本当にやっかいな状態なんですよね。結局どの薬剤を投与しても効かないわけですから、

抵抗力が弱っている入院患者さんにとっては、感染期間が長くなればなるほど、体力が落ちていき、最終的に死に至る可能性がでてくるわけです。

英国でも、このあらゆる薬剤に耐性がある菌が存在するということは、10年後、20年後先に、簡単な手術とされる現場にも、この菌が存在してしまえば、壊滅的な状態になり得ると発表されていることから、早急な対応が望まれています。

久留米大学病院内でも、これ以上、感染が広がらないことを心より願っています。

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